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タブー

タブー(taboo)の語源はポリネシアン語だそうだ(makipedia)。
ちなみにランデブーはフランス語。

フランス滞在3日目のワークで、タブーについて考える時が来た。
3日目の日曜日は、スタジオで午前中からワークをして、4時半に
パブリックにオープンにするというカジュアルなパフォーマンスだった。

エントランスでの短い公演で、ロビーにあった絵本のカートを使っていたからか、
スタジオ内でのパフォーマンスの半ば、あるミュージシャンが、
絵本をかなり強く叩き付け始めた。

ビクッとした。

タブーというのは、
「あなたのタブーはなんですか?」と聞かれても、答えにくいというか、
殺人などは別にして、「あれです。これです。」と言いにくい物だと思う。
でも実際にそれが犯されると、ビクッとする。
そしてとても個人的な(民族的、文化的も含めて)ものだとも思う。

私にとって、本を、それも子どもの絵本を床に叩き付けるのは、
紛れも無くタブーだったのだ。

しかし実際ほとんど多くの人にとってそれはタブーであったらしく、
終演後もずっとそのことについてディスカッションをしていた。
くだんの彼は、「ただ強い音が出したかっただけだ」と説明していたが、
なかなか納得のできる理由にはなり得なかった。

アートとか、エクスペリメンタルパフォーマンスなどに関わっている限り、
タブーに向かい合うことが必要な時もある。

でもそういう時も、やはりビクッとしたいと思う。
そしてタブーを犯すなら、それについて意識的でいたいと思う。
そして、他人のタブーを犯すかもしれない畏れを常に持っていたいと思う。
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by aka_pro | 2009-04-03 04:09 | おフランスの日々

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