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底が抜けている

・・・・・フライブルグの学校の生徒さんの一人からメールが来た。
「マキコ!CD(クラス用)とi-pod忘れているわよ!」

ガ~ン!!ほんとだ・・・・しかも言われるまで忘れてた・・・・・・
「送るからアドレス教えてね。
あと、本当にあなたとワークできてよかったわ~・・・・・・・・・・」
いろいろな賛辞も、いとうぬけ作の前では、威力がありませんよ。

あ~はずかしい~

大概そういうことをやらかす。
これでサラッと去れていれば、かっこいいもの。
そうわあいかない。

いとうぬけ作です。これからもよろしく頼みます。

本当にいい人たちでよかった。
郵送費払うので送ってください。
仕事上大変必要です。
お恥ずかしい・・・・・
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by aka_pro | 2006-07-31 03:17 | 日々 amsterdam

恥じらい

フライブルグの招聘元は、バーンドさんとリロさんが設立した
「ダンスとインプロ」の学校。来期から2年制になる学校で、
現在は1年生の16人が私の生徒さんだった。年齢は基本20代、
多少の幅はある。今期最後の週ということだった。

私の知っている他の「ダンスの学校」とは一線を画す、この学校。
来期から名前が変わると、「ダンスとインプロとパフォーマンスの学校(直訳)」
という風に名前が変わるんだって。
いわゆる他のダンスの学校が、バレエ・モダンテクニック・創作・インプロと
どの学校も多岐にわたる内容に揃ってきている中で、
強く特徴を打ち出した学校づくりを念頭に置いているようだ。

もちろん、そこでのジレンマはあり、いわゆる「踊り」のテクニックに
関しては、生徒さんの自信は低いように思えた。

さて、この学校の設立者の一人でもあるリロさんとは、
本当に有意義な話が出来た。
教え後、カフェでたった一杯のコーヒーで2時間弾丸のように、
ただただダンスについてだけ喋っていた。

「ダンスのテクニック」と言った時に、一体何を指すのか。とか。
もちろんそれは、彼女が今後学校の方針を検討する上でも
重要なポイントになるのであろう。

ところで、そのときリロさんが話してくれた話。
テレビでたまたま放映されていたピナ・バウシュの古いインタビュー。
オーディションで、彼女がダンサーに何を1番に求めるのかという質問。

答えは
「恥じらいのあるダンサーと仕事がしたい」
だった。

!!!なんて素敵な言葉であろうか。
リロさんと二人で、「ビュティホー」を連発する私。

そんな美しい話が聞けてよかったのと、
それを「美しい」と騒げる人と出会えて、仕事が出来て良かった。
しかも!また来年も呼んでくれるかも知れないって!イエ~イ!
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by aka_pro | 2006-07-30 20:54 | moved and touched

フライブルグ最後の夜

フライブルグ最後の夜。仕事と打ち合わせが終わって、
教会のそばの屋台で買った、半端なく大きなソーセージは、
炒め玉ねぎとともにパンにはさまれて2ユーロ。
昼休み、お昼ご飯を食べるのも忘れて昼寝をしてしまったというのに、
2ユーロであっという間におなかがいっぱいになる。少し悔しいくらいに。

ホテルに帰って、シャワーを浴びて、この1週間のことに思いを馳せる。
1週間前は、考えもしなかった仕事が入って、今4日間の仕事を既に終えている。
後は明日の半日を残すのみ。
関わった人たちは素晴らしい人たちで、本当にまるで誰かからの
「プレゼント」のような1週間だ。

でもふと不思議になる。私がここでやっていることは、
ぽっとふって沸いた違う世界の出来事で、今住んでいるアムスや、
むしろ東京には何の影響もなくて、私と関わった15人弱の生徒さんと、
オーガナイザーの2人以外の記憶には何も残らないんだと思うと、
4日間でかいた信じられない量の汗も、費やしたエネルギーも、
体に残る疲労感も、そしてそれを余りある満足感も、
急に「とらえどころのない」淡い色合いに思えてくる。

けして否定的な気持ちで捉えるわけじゃないのに
、終わった物事たちは、全て「ヒストリー」になっていくのだ。
そんな、漠然とした気持ちを抱えていると、遠くで雷鳴が聞こえ出す。

かとおもうと、あっという間に、激しい雨と雷が始まった。
ボ~ッとしている間に、すっかり暗くなったホテルの部屋で、窓を全開にする。
35度を越える猛暑の昼間を終えて、ある意味飽和状態だった空は、
まるで全てを吐き出すように雨を降らせ、雷によって暗くなり始めた町は、
ある一瞬昼間以上に明るく照らされ、雨が降った地面は、
かぐわしい「晴れの後の雨の日の匂い」を立ち上らせる。
Tシャツ1枚でむき出しの私の脚は、全開の窓から注ぎ込む雨粒に濡れる。

こうして、目や耳や皮膚や嗅覚から来る感覚が、
ただの記憶になりかけていた「私がここにいること」を、
今この瞬間に結び付けてくれる。

あ~こういうことが、クラスで伝えたかったんだあ~と膝を打つ。
もう半日あって良かった。

人が美味しいものを食べたいと思ったり、気持ちのいいことをしたいと思うのは、
やっぱり、今この瞬間にいる感覚を実感したいからなんだろうな。

フライブルグ最後の夜。
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by aka_pro | 2006-07-29 03:21 | dance

「水」

フライブルグで教えていた5日間。ヨーロッパは、連日35度前後の猛暑で、
気がつけば朝から朝まで汗をかき続けている5日間だった。
普段、汗っかきではないし、汗をかいても体質上「汗臭く」なりにくいさすがの私も、
この5日間は「あら?私汗臭い?」って思うぐらい汗をかいた。
朝6時半には起きて、シャワーを浴びホテルの朝食を済ませ、
8時にはスタジオ入りして、自分のヨガウオームアップと、クラスでの動きを作り、
午前中2時間教え、1時間のランチブレーク、午後は2時間半のクラス。
夕方買い物に出かけても、インターネットカフェでも、これでもかというほどに汗をかき、
とうとう火曜日は我慢できなくなって、水着を買って、サウナ付プールに出かけた。
冷房のないバスで汗をかき、サウナでまた汗をかく。
体から、一体どれだけの水分が出て行っているのか?考え出すと怖い。

昔脱水症状で苦しんだ経験があるから、必死で水を飲む。
スーパーやガソリンスタンドのショップで水を買う。

アムスにいる限り、水のブランドは「SPA」だ。
もちろんエビアンとか、ヴィッテルも手に入るけど、なんたって、
メインブランドは「SPA」。ガス無しは「スパ青」ガス入りは「スパ赤」。
先月風邪を引いてから、私の部屋には常に「SPA赤」が常備されている。
残り1本になると不安になって買いに走る。

ここドイツでは、特に特定の水ブランドがないように見える。
行く先々でいろいろなボトルが売られている。ガラス瓶の製品も多い。
リサイクルするほどの長期滞在ではないので、ペットボトルを選んで買うものの、
毎日どれを選んでいいか迷う。

アムスでは、考えないで「SPAロード(赤)」。ふと、「アムスは楽だなあ~」と思う。

ちなみに、日本にいたころは、ここまで「水」を飲まなかった。
コンビニで買うときは、なんとなく「冷たいお茶」を買っていた。
緑茶は好きだけど胃が苦手だから、主に茶色いお茶。ほうじ茶にそば茶に麦茶。
もちろん緑茶も買ったけど。

そう、日本でも「何を買うか」迷っていた。なんたって、日本ですから。
信じられない数の「新製品」がお目見えする。いやあ、企業の努力は素晴らしいと思う。
アムスなんて、新商品とかほとんど見ない。
日本のお菓子業界とかって、ものすごいと思う。
春には春限定の桜味チョコとか、夏にはトロピカルチョコとか、
秋には栗味チョコとか、冬には「雪解け風味」チョコとか。

今の私は、「迷いたい」気もするし、「迷わず」いられるアムスの環境も楽でいいなあと思う。

水で考える。

*追伸

帰って早々SPA赤を買いにスーパーに行ったら、連日の猛暑の成果、
水が全部売り切れだった・・・・・・・・・・・か~な~し~わあ~。
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by aka_pro | 2006-07-29 03:18 | 日々 amsterdam

急遽

唐突ですが、明日からドイツのフライブルグに行って来ます。
昨日急遽決まった代講で、今日の飛行機でフライブルグへ行くんです。

マグパイダンサーのアイリーンが、先週からずっとめまいがひどくて、
とうとう月曜から1週間のフライブルグでの学校の教えを断念、
それが私に回ってきた次第。

「外国での仕事が2日前に決まって、行く」なんて、
昔あこがれたスパイみたいで嬉しい~~~~
・・・・・・・なんて思う暇ないですよ。

正直ちょっと緊張している。やれば出来ると思うんだけど、
あまりに突然過ぎて、クラス内容の組み立てまで準備が回らず。
あ、CDとかセレクトしなきゃ・・・i-pod更新もしなきゃ・・・
ふ~。

月曜~金曜、ほぼ毎日9時半~15時。
もちろんペイドワーク。
ありがたい~。

またまたサバイバル1週間の予定です。
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by aka_pro | 2006-07-23 12:00 | 日々 amsterdam

行きたい国

つい最近、衝撃的なことに気がついた。
思えば、今日まで私には、
「行って見たい国」がなかった。

今まで、いろいろな場所に行ってきた方だけど、
全てダンスがらみでしかない。
会いたい人、習いたい先生、見たい公演、そういうものはあった。

しかも、多分「そこで自分が何をするか」が私の移動の
全ての中心だった。

たまたま行った場所が、観光地ではない場所も多かったから、
理由はどうあれいろいろな町を見ることは出来た。

今、住んでいるところが、「住みたい」町に
なって初めて、「行きたい国」の事を考えれるようになった。
故郷にいたときも、東京にいたときも
漠然とした「ここではないどこか」を探していて、
それは決してどこか具体的な国や都市の名前に
結びつくものではなかった。

6月ごろから、会う人会う人に、
「夏はどうするの?」「バケーションはどこに行くの?」と
聞かれて、何のプランもない私は、
「あ~え~っと両親が来るし、今まで溜めた仕事をアムスでしてる」と
少々恥ずかしそうに答えるしかなかった。
実際、気持ちの中でも、せっかくヨーロッパにいるんだし
近場の他国に行くべきじゃないか?なんていう変なプレッシャーも
自分で自分に課していたり・・・・

今までのように「住みたい場所」を探す旅はとりあえず今はいらない。

そうなると「本当に行って見たいところ」に行きたいなあと思うようになった。

なんとそれが「ブラジル」!自分でびっくりした。今まで思ったこともなかった。
アマゾン河が見たい。

数少ない日本語の本(ほとんど母が送ってくれた祖父の遺品)で、
向田邦子がアマゾンについて書いたエッセイを読んだ。

アマゾン河は、濃いお味噌汁の色をしていて、基本仙台味噌の色だが、
途中で八丁味噌色の河が流れ込むんだそうだ。そしてそれは、長きに渡って
混じることなく、2色の河が平行して流れる。そしていつか混じる。
それをこの目で見てみたいと思った。
混血(アモーレ)の国で2色の河が混じり会うのを見てみたい。

白~黒までの色見本のような、肌の色。
大きなお尻(・・・オランダ人のお尻も大きいですが)。
極彩色の洋服やお菓子。
動く事できれいに見える装飾品たち。

彼女がその文章を書いたのは1981年であり、既に四半世紀も前の話だから
もしかしたら今は全然違うのかもしれない。
まあそれならそれでいい。

冬にブラジルに行く。(希望)
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by aka_pro | 2006-07-20 20:34 | 日々 amsterdam

緊急マグパイパフォーマンス

急遽木曜日に、マグパイパフォーマンスが決まりました!
理由はケイテイがスペインの仕事で貰ったキャッシュが、
その日に夜盗まれた為、少しでも足しにならないか・・・
というより、なんか「したい」というメンバーの声かけで。
私にとってはものすご~い嬉しいメンツです。
マイケルと久々に舞台で踊れるのを初め。
ハンベニックも演奏するし~。
メンツ的にかなり「お得感の高い」パフォーマンスです!
見逃せないですよ。

そして、あの「えんちゃん」がワルシャワの仕事のついででアムスに
明日から二日来る事が判明。彼も見に来てくれそう。
マイケルとも久々の対面~楽しくなりそうです!

IT IS MID SUMMER SO DREAM
Magpie Music Dance Company – July 20 Thursday

OT 301 Amsterdam 22:00 -
5 EURO Door opens 21:00

Dancers: Katie Duck, Vitor Garcia, Makiko Ito,
        Michael Schumacher, Eileen Standley

Musicians: Cor Fuhler (keyboard), Han Bennink (drums),
         Mary Oliver (violin,viola) Clayton (bass)
light: Ellen Knops
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by aka_pro | 2006-07-19 08:44 | dance

Kaizo Hayashi 2

一個前の記事には続きがありました。

正直面白半分で返した返事にはすぐに返答があり、

「ここ数年彼と連絡がとれなくっているんだけど、日本の電話帳なりで
海象の連絡先を調べる事は手伝ってもらえないか?
ところでちなみに、君は陸上選手の伊藤真喜子?」

っていうメール。そしてご丁寧に、脚本家の彼自身のショートバイオが
添付されていた。メールも丁寧だし、変な人ではなさそうだったのと、
何よりもまず、
今日は暇だった!ということもあって、
ネットで林海象監督の事務所など探してみる。
ところがなかなかうまく行かず、「あ~やっぱりなあ。そんなにうまく行かないよねえ~」
と思っていた。
で、なんとなしにmixiで彼のコミュニテイーを見つけ読んでいるうちに、
ご本人がmixiコミュにいらっしゃる事を発見。
恐る恐るメッセージを送ってみる。

すると、本人から返信があり、やはり彼らはしばらく音信普通になっていた
お友達同士で、連絡先を探していたとのこと。
監督本人のアドレスと電話番号を、アメリカ人の彼に伝えることに成功した。
その彼からは、早速お礼のメールが届き、

「あなたは天使だ!2年間この日を待ち望んでいた。海象から
さっきメールも届いて・・・・本当にありがとう!
私の知り合いの伊藤真喜子ではないけど、今後素晴らしい事をした
伊藤真喜子として覚え続けるよ。あなたはこんなにいい人だから
いいダンサーに違いない!ありがと~」

って。
えへ。
エンジェルだって・・・・

いやいやそこじゃなくて。

大したことはやっていないのに、でもなんか喜んでもらえたことが
嬉しい日曜日。
そして、mixiってすげ~な~。と思った日曜日。
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by aka_pro | 2006-07-17 04:53 | 日々 amsterdam

Kaizo Hayashi

今朝起きたら、一通のメールが届いていた。
件名は[Kaizo Hayashi]

Dear Makiko で始まる短いメールだったが、差出人に心当たりはない。
内容は
「もしかしたら間違っているかも知れませんが、あなたは、
長年林海象の映画作りを手伝っていたMakiko Itoですか?
もしそうなら教えてください。私は2年前から海象と仲良くしているものです。
よろしくね。ライアン」
というメールだった。

海外にいるとよく、
「Azusaって知ってる?」とか「Satoshiって知ってる?」とかいう
質問は受けるけど、こういうパターンは初めてだ。

ジャンクメールの可能性があるのかもしれないけど、
少し楽しくなって返事を書いた。
「こんちは~。残念ながら私は”その”Makiko Itoじゃないのよ。
近いうちに”本物の”Makiko Ito にコンタクトとれるといいね。
まあところで、海象監督に、”別”のMakiko Itoが
よろしく言ってたと伝えてくださいね。では。Makiko Ito」
ってお返事を書いた。

それにしても、
返事が来たら、どこで私のアドレスを手に入れたのか聞いてみたいもんだ。
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by aka_pro | 2006-07-16 18:48 | 日々 amsterdam

美しいこと

いやああ~
素敵な一週間やったわあ~~。

今日は、お手伝いしていた、ダンスのサマーインテンシブコースの最終日。
6日間にわたるワークショップの場に、マイケルのアシスタントとして、
参加できたのは、なんとも贅沢な時間だった。

まず第一に、このサマーインテンシブコースの講師たちが、
ヨガ・アレクサンダーテクニック・ダンステクニック・コンポジション・インプロ・
パートナリングと、サブジェクトは違えど、お互いのワークを尊敬しあい、
実際教える内容にリンクがあるということが素晴らしい。

もちろんこういうワークでありがちな、
時間がいくらあっても足りない。
情報を消化する十分な時間がない。
という問題は抱えながらも、
みんなが満足した顔をしている素晴らしい1週間だった。

正直毎日私は、目の前で繰り広がる、「フェイクのない」ワークに
「美しすぎて泣きそうに」なっていた。年齢はそれなりに幅があり、
多国籍(アジア人は私だけだったけど)な参加者が、なんともまあ
「嘘をつかずに」「向き合う」もんだよ。
そのことの貴重さと、その場に自分が入れる幸運を思うと、
「Today is gift」だとつくづく思った。

シアタースクールを移動して、スタジオで行われたクロージングパーティーでも
先生も参加者もみんな本当に「フェイク」がない。

特に今回は「ダンサー」が集い、「ダンサー」が実際に抱える疑問を
一緒に本気で考える素晴らしい機会だった。

今日はいっぱいの「ありがとう」をもらって
それに負けないくらいいっぱいの「ありがとう」を届けた日だった。

ふと考える。
日本で、
「あなたはなんて美しいの」って言う事をなかなか言った事がない。
でもこっちに来て、何度も言うし言われるし。何度言ってもいい言葉だ。
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by aka_pro | 2006-07-16 07:44 | moved and touched

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