行きたい国
つい最近、衝撃的なことに気がついた。
思えば、今日まで私には、
「行って見たい国」がなかった。
今まで、いろいろな場所に行ってきた方だけど、
全てダンスがらみでしかない。
会いたい人、習いたい先生、見たい公演、そういうものはあった。
しかも、多分「そこで自分が何をするか」が私の移動の
全ての中心だった。
たまたま行った場所が、観光地ではない場所も多かったから、
理由はどうあれいろいろな町を見ることは出来た。
今、住んでいるところが、「住みたい」町に
なって初めて、「行きたい国」の事を考えれるようになった。
故郷にいたときも、東京にいたときも
漠然とした「ここではないどこか」を探していて、
それは決してどこか具体的な国や都市の名前に
結びつくものではなかった。
6月ごろから、会う人会う人に、
「夏はどうするの?」「バケーションはどこに行くの?」と
聞かれて、何のプランもない私は、
「あ~え~っと両親が来るし、今まで溜めた仕事をアムスでしてる」と
少々恥ずかしそうに答えるしかなかった。
実際、気持ちの中でも、せっかくヨーロッパにいるんだし
近場の他国に行くべきじゃないか?なんていう変なプレッシャーも
自分で自分に課していたり・・・・
今までのように「住みたい場所」を探す旅はとりあえず今はいらない。
そうなると「本当に行って見たいところ」に行きたいなあと思うようになった。
なんとそれが「ブラジル」!自分でびっくりした。今まで思ったこともなかった。
アマゾン河が見たい。
数少ない日本語の本(ほとんど母が送ってくれた祖父の遺品)で、
向田邦子がアマゾンについて書いたエッセイを読んだ。
アマゾン河は、濃いお味噌汁の色をしていて、基本仙台味噌の色だが、
途中で八丁味噌色の河が流れ込むんだそうだ。そしてそれは、長きに渡って
混じることなく、2色の河が平行して流れる。そしていつか混じる。
それをこの目で見てみたいと思った。
混血(アモーレ)の国で2色の河が混じり会うのを見てみたい。
白~黒までの色見本のような、肌の色。
大きなお尻(・・・オランダ人のお尻も大きいですが)。
極彩色の洋服やお菓子。
動く事できれいに見える装飾品たち。
彼女がその文章を書いたのは1981年であり、既に四半世紀も前の話だから
もしかしたら今は全然違うのかもしれない。
まあそれならそれでいい。
冬にブラジルに行く。(希望)
思えば、今日まで私には、
「行って見たい国」がなかった。
今まで、いろいろな場所に行ってきた方だけど、
全てダンスがらみでしかない。
会いたい人、習いたい先生、見たい公演、そういうものはあった。
しかも、多分「そこで自分が何をするか」が私の移動の
全ての中心だった。
たまたま行った場所が、観光地ではない場所も多かったから、
理由はどうあれいろいろな町を見ることは出来た。
今、住んでいるところが、「住みたい」町に
なって初めて、「行きたい国」の事を考えれるようになった。
故郷にいたときも、東京にいたときも
漠然とした「ここではないどこか」を探していて、
それは決してどこか具体的な国や都市の名前に
結びつくものではなかった。
6月ごろから、会う人会う人に、
「夏はどうするの?」「バケーションはどこに行くの?」と
聞かれて、何のプランもない私は、
「あ~え~っと両親が来るし、今まで溜めた仕事をアムスでしてる」と
少々恥ずかしそうに答えるしかなかった。
実際、気持ちの中でも、せっかくヨーロッパにいるんだし
近場の他国に行くべきじゃないか?なんていう変なプレッシャーも
自分で自分に課していたり・・・・
今までのように「住みたい場所」を探す旅はとりあえず今はいらない。
そうなると「本当に行って見たいところ」に行きたいなあと思うようになった。
なんとそれが「ブラジル」!自分でびっくりした。今まで思ったこともなかった。
アマゾン河が見たい。
数少ない日本語の本(ほとんど母が送ってくれた祖父の遺品)で、
向田邦子がアマゾンについて書いたエッセイを読んだ。
アマゾン河は、濃いお味噌汁の色をしていて、基本仙台味噌の色だが、
途中で八丁味噌色の河が流れ込むんだそうだ。そしてそれは、長きに渡って
混じることなく、2色の河が平行して流れる。そしていつか混じる。
それをこの目で見てみたいと思った。
混血(アモーレ)の国で2色の河が混じり会うのを見てみたい。
白~黒までの色見本のような、肌の色。
大きなお尻(・・・オランダ人のお尻も大きいですが)。
極彩色の洋服やお菓子。
動く事できれいに見える装飾品たち。
彼女がその文章を書いたのは1981年であり、既に四半世紀も前の話だから
もしかしたら今は全然違うのかもしれない。
まあそれならそれでいい。
冬にブラジルに行く。(希望)
by aka_pro
| 2006-07-20 20:34
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